まもなく帰国後の隔離期間が終わります!
自宅待機の間、どのように位置情報の確認や健康フォローが行われたか、書いていきたいと思います!
結果を言うと、入国者が多いので常に行動把握されているわけではありません。通知や電話、メールがきた時に対応する形になります。
2021年6月時点の情報です。
隔離のときにすべきことは?
そもそも「隔離期間」はどのように過ごすべきなのか、それは帰国時に記入する「誓約書」に全て記載されてます。
誓約書(厚生労働省)→ https://www.mhlw.go.jp/content/000779619.pdf
要約すると、
- 入国時に申告した住所に14日間待機すること
- 他者との接触は避けること
- 公共交通機関を使わないこと
- 位置情報アプリをインストールし、通知がきたら位置情報を送信すること
- ビデオ通話アプリをインストールし、着信があれば対応すること
- 毎日届くメールに対し、健康報告を行うこと
- 感染防止対策に努めること
です。
一つずつみていきます。
自宅等での待機
変異株流行国からの帰国者は指定ホテルで数日間待機した後に、それ以外の方は空港に着いてそのまま、公共交通機関を使わずに滞在場所として申告した場所へ向かいます。
入国の次の日から数えて「14日間」の隔離となりますが、指定ホテル待機と違うのは「外出はしてもいい」ということ。
基本は不要不急の外出は控えなければいけませんが、近所のスーパー等への買い物、散歩などは可能になります。マスクはもちろん着用です。
しかし「他者との接触」は避けなければいけないので、人と会ったりしてはいけません。
また公共交通機関を使った外出もできません。
厚生労働省・保健所への対応
位置情報や健康状況を伝えるのにはアプリとメールを通して行われます。
Overseas Entrants Locator (OEL)
通称「OEL」と呼ばれているこちらのアプリは「位置情報確認」に使われます。
入国後、通知がきたらアプリを通して位置情報を送ることになります。
この通知がきたら、アプリを開き位置情報を送信するだけです。
だいたい1日に1−2回、この通知がきます。時間はランダムです。
昼寝していたりスマホを開きっぱなしだったりして通知に気づかず、何時間か後に報告をしたこともありますが、それについて特に連絡はきていません。
MySOS
こちらも位置情報確認に使われます。
入国者管理センターから、帰国者の「所在確認」を行うためにビデオ電話がかかってきます。
こちらも時間はランダムで、かかってこない日も。
センターからの「架電専用アプリ」になるそうで、もし出られなかったとしても、かけ直したりすることはできません。
一度昼寝をしていて出られなかったことがありますが、特に何も言われませんでした。ただそれが何日も続くと、氏名等公表の対象になるかと思います。
でも帰国者って基本的に始めは時差ボケしているから、昼寝していて出られないこと、多いんじゃないかと思います…😂
聞かれることは、今いる場所は帰国時に申告した場所かどうか、です。一度白い壁の前でテレビ電話に出たら、家かどうか確認するために他の場所も映して、と言われました。
メールによる健康フォローアップ
こちらは厚生労働省から毎日届くメールに対して、簡単なアンケートに答えるものです。
その日のご自身とその家族の体調について、14時までに回答します。
質問はとてもシンプルで、
- 本人、もしくは同居している家族で37.5度以上の発熱がある人はいるか
- 本人、もしくは同居している家族で風邪の症状がある人はいるか
以上です。
難しいことは特にありません。が、これは果たして健康フォローアップになっているのか…?と少々疑問にも思います。
終わりに
入国前は常に位置情報を把握されるのか…?と思っていたのですが、実際かなりの人数が毎日入国してるので、全員を常に監視することは不可能です。
そのため、通知や着信がきたら対応するスタイルになったんだと思います。
アプリを消しちゃえばいいとか、無視し続ければいいとか思うかもしれませんが、入国の段階で携帯電話の番号をメールアドレスは伝わっています。それでも虚偽の申告をする人もいるかもしれませんが、何よりパスポート番号を把握されていますので、色々嘘をつこうと思わずに素直に従った方が無難です。
意外と何もしない2週間、本を読んだり映画をみたり、自分の時間がたくさんできて楽しいですよ!
今日はサムネの梅しそ春巻きを作りました♪☺️
これから帰国される方の参考になればと思います!
ではまた!
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