ドイツに住んでわかった、日本との文化や生活の違い8つ。

ドイツ暮らし

ドイツの生活にはもうだいぶ慣れましたが、やはり生まれてからずっと日本に住んでいたので、いまだにびっくりするというか慣れていない部分もあります。

上の写真にあるような、フォークをケーキにぶっ刺して提供するのもドイツ流。いまだにこれを見ると、あぁドイツだ、と思います(笑)

ドイツでちょっとびっくりすることと、併せて日本と違うなと思うところもご紹介!

仕事を始める時間が早い

ドイツ人はとにかく朝が早いです。夕方には仕事を終えている様子なので、それはそれでいいのかも。

特にメールのやり取りでよくわかるのですが、役所や学校に出したメールは、昼過ぎまでは返ってきますが、その後は次の日になってしまいます。しかも次の日の6時半〜8時までに返信がきてることが多いです。いったい何時から仕事をしてるんだ…と最初はびっくりしていました。

そして工事も朝早い!平日はよく朝7時から外でドリルの音が響いていて、それで起こされることも少なくないです(笑)ちょうどいい目覚ましだと思うことにしてます。

天気が変わりやすい

日本と比べてると、本当に天気が変わりやすいです。ひどい日は、1日のうちに、晴れ・曇り・雷雨・土砂降り・突風全てあることも。

雨が降っていても、通り雨であることが多いので、少し雨宿りしていたら止んだり、弱い雨ならそのまま歩いている人や、そのままテラス席でコーヒーを飲んでる人もいます(さすがにこれは真似できない)。

ここ最近気がついたことは、ジャケットは撥水素材を着ている人が多いかも、ということ。雨が降ってもそのままでいられるようにかな?と思いました。

海外では傘を使わずに濡れて歩いてる人も多いのでは?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、傘も意外とみんな持ち歩いてます。ちょっとなら撥水素材の上着で凌いで、結構降っていればやっぱりみんな普通に傘をさしたり、雨宿りしたりしています。

宅配便は要注意

ドイツの宅配便は基本的に再配達はなく、時間指定もできません。届けられた時間に不在なら、近くの郵便局に預けられて後日取りに行くか、同じ住居の隣人に預けられていることも。

大抵は到着日の朝などにメールがきて、「今日の◯時〜から◯時の間に配達します!」という旨のメールが届きます。

最近は宅配ロッカーもスーパーなどに設置されるようになったので、その時間に自身の不在がわかっている場合は、事前に宅配ロッカーを預け先に指定することも可能です。日本みたいにマンションごとに宅配ロッカーがあればどんなに楽か。。。

日本から母が送ってくれる荷物などは重さがあって家で受け取りたいので、来るとわかった日には在宅するために予定変更することも😂

圧倒的にカフェが多い

ドイツはビールのイメージがあるかもしれませんが、コーヒー大国でもあります。

とにかくカフェの数が多いです。レストランよりも多いかも。

チェーン店は少なく、個人経営が多いイメージ。コーヒーのお供はずっしりとしたドイツケーキが多いです。そしてコーヒーを飲みながらおしゃべりしたり本を読んだりしてのんびりするのがドイツ流らしい。

日本と違うところといえば、あまり衣料品店は多くないです。あっても、お客さんはほとんど入っていない印象。それよりもカフェが多い。とにかくみんなカフェが好き

私の家の一階もワッフルやさんでカフェだし、最近家の前にも移動式カフェができました。

個人的にびっくりすることは、先述のように多少の小雨なら気にせず外でコーヒーを飲んでること。そのコーヒー、雨で薄まってるじゃん..と思ってしまいます😂

「Ruhezeit」に気を遣う

ドイツには「Ruhezeit」(ルーエツァイト)というものがあって、これは静かに過ごさなければいけない時間が決まっています。

州によって違いがあるようですが、概ね夜10時から翌朝7時までと、昼間の13−15時、そして日曜と祝日がその対象です。

具体的には、この時間はシャワーをしたり洗濯機を回したり、楽器の演奏や掃除機の使用も控えた方がいいようです。

この決まりを気にしないご近所さんばかりならいいかもしれませんが、できれば守った方が良さそうです。

私は昼間は洗濯機は回してしまっていますが、夜遅いシャワーや、昼のRuhezeitの楽器の練習と掃除機はしないようにしています。

アジアスーパーに意外となんでもある

アジアスーパーの規模によって品揃えは違うと思いますが、割となんでもあります。少し高いけど…。

ただ日系スーパーじゃないところだと、日本の製品は少なめかもしれません。

私は醤油、味噌、ごま油、たまに納豆(4パックで3€!)はいつもアジアスーパーで調達しています。お正月におせちを作りましたが、ドイツで手に入る食材で作れました!

お箸と緑茶は日本から。後は出汁パックなども日本から持ってきたものを使用しましたが、食材は全てドイツで買ったものです!

教会の鐘が時報代わり

リューベックは狭い範囲に教会がたくさんあることもあってか、15分に一回鳴る教会の鐘の音がとても賑やかです。日曜や祝日はかなり長い時間鳴っていたりもします。

最近無意識に教会の鐘を聴けるようになったので、「あ、15分経った」と勝手に時報代わりにしています。

次の鐘が鳴ったら勉強を終わりにしよう!という目安にもちょうどいいです。

エコ意識が抜群に高い

ドイツに来てからすごく感じたのは、「日本は環境問題への取り組みがかなり遅れているな」ということ。

日本では最近レジ袋が有料化になりましたが、ドイツはそもそもプラスチックの袋はレジには用意していないし、スーパーではエコバック持参か、リサイクル紙で作った紙袋を10円ほどで購入するかどちらかです。何度も使えるしっかりとしたプラの袋もあります(IKEAの青い袋のようなやつ)。

レシートですら環境に優しい紙を使っているし、基本的になんでも簡易包装です。

簡易包装で一番びっくりしたのはケーキの包装…紙のトレーにケーキを乗せて、それを包装紙で軽く包むだけの簡易包装。手のひらにそれを乗せて持って帰ります。潰さないように帰るのがちょっと大変です。

他には、手紙の配達はバイクではなく自転車だったり、自分がもう不要になったものを捨てるのではなく誰かに譲る「zu verschenken(これ譲ります)という文化もあります。家の前の道に不要のものを入れた箱を置いて、「どうぞ持っていってください」と書いておくと、いろんな人が覗き込んで持っていってくれます。

食器や本が多いイメージですが、たまに大きなテーブルや椅子が出ていることも。

リサイクルが当たり前に日常に溶け込んでるな、と感じています。

ケーキはこの状態で持って帰ってきます!

終わりに

なぜこの記事を書こうと思ったかというと、昨日も工事の音で目が覚めたから(笑)

大抵のことは慣れてきて不満に思わなくなってきましたが、いまだにうーんと思うことも色々あります。慣れの問題ですかね。

昼間や日曜に練習したり夜中にシャワーできないのは、まだちょっと暮らしづらいなと思うこともありますが、ドイツに住んでるなら従わねば…と思います😭

そして変わりやすい天気のおかげで、一日中快晴の日は本当に少ないので、お日様が恋しいです。

天気がいい日のドイツ人の過ごし方もいつか紹介してみたい!日本人としては、みんなの様子を観察するのが楽しいです(笑)

ではまた!☀️

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