私は生理が重すぎるので、日本にいる時から低容量ピルを服用してます。
たくさんの病院を回って検査してもらったのですが異常は無いらしく、ただただ生理が重い人らしいです。しかし生理がくれば布団から起き上がれないし、夜中も腹痛で起きたりして、生活に支障をきたすので服用しています。
鎮痛剤を飲んでも、一日中体は重いし、ずっと寝ちゃうし、ボーッとしてしまう。女性のみなさん、わかりますよね、、?😭
それが嫌で飲んでいる低容量ピル、日本もドイツも、服用には医師にもらう処方箋が必要で、最大3ヶ月分しか出してもらえません。
というわけで、ドイツにきてから、今の薬をもらうまでの経緯を書きたいと思います。
薬もらうの、大変だったよ!(笑)
病院の予約を取るのが難しい
ドイツの病院を受診するには、基本的に予約が必要です。
ドイツで初めて病院に行くのが「婦人科」というなかなかハードルの高いミッションでしたが、早めの行動を、と思い、薬が残り1ヶ月になったところで家の近くで評判が良さそうだった婦人科にメール。
「低容量ピルの処方箋が欲しいので予約を取りたいです」とメールすると、
「処方箋が欲しいなら直接病院にきてね!」と返事がきました。
予約なしで良いんだ!と勘違いした私は、まだ時間もあるし、その時忙しかったこともあり、しばらく放置。油断してました。
残り2週間分を切ったところで、ドキドキしながら、保険証とそれまで飲んでたピルのシートを持って病院に直撃。
受付で「処方箋をもらいにきた」と言うと、
「じゃあ予約とるね!2日後にまたきてね!」と言われ、滞在時間5分。
予約は必要でした。🤣
受診には身分証明が必要です
やっとみてもらえる!という思いで再訪。前回同様、保険証とピルのシートを持って行くと
「滞在許可証(ビザ)はありますか?」と聞かれました。
その時はまだ滞在許可証を申請中で手元になく、そしてパスポートも家に置いてきてしまったので身分を証明できるものが何もありませんでした。学生証を見せてみたけどダメで、診察受けられず。
またしても滞在時間5分。
次は直近の予約が取れず、次週行くことに。
3度目の正直!
気づけば薬もあと6日分、今日診察を受けられなければ結構ヤバイなと思いながら、パスポートもバッチリ持って病院にいきました。
受付のお姉さんともすっかり顔見知りになり、優しく対応してくれました。
ようやく問診票を書く所まで辿り着き、あとは先生のところに行って診察を受けました。
やっとです!!!
同じ薬はなかった
日本でピルを処方してもらう時は体重測定・血圧測定・そして半年に一度の血液検査がマストでした。
同じことをするのかな、と思い行くと、先生と薬の種類を話しただけで終わり!
日本ですでに服用していたというのもあるかもしれませんが、こんなにすんなりもらえるんだな、という印象です。
同じものを希望します、と言って持っていったので、先生が私が持ってた種類のものをインターネットで探してくれて、ドイツにもあることを確認し、処方箋に私が持っていたのと同じものを書いてくれました。
処方箋を持って薬局へ行くと、それをみた薬剤師さんが怪訝な顔(笑)
やっぱりドイツではポピュラーな薬ではなく、その薬局にも在庫がありませんでした。
取り寄せを提案してくれましたが、なんせあと6日分しかないので、その薬局に在庫があった、成分と飲み方が同じ薬を出してくれて一件落着でした。
特殊な場合は通訳同行で行くのが良いかも◎
しかし結局その薬は、私が希望していたものと少し違いました。
一般的にピルは毎日飲み続けますが、ほとんどのものは「休薬期間」が設けられていて、その休薬期間の間に生理が起こる仕組みになっています。
これにより、生理不順を改善できたり、生理が起こる日をある程度予測することができ、そして生理痛の症状の緩和も期待できます。
私の場合はあまりにも生理が重く、保険適用外のピルを飲んでもあまり改善されなかったので、日本では、「休薬期間ナシ」でずっと飲み続け、「保険適用の生理が起こるのを止める」タイプを飲んでいました。
こちらでも同じタイプのものが欲しかったのですが、薬剤師さんの判断で出してもらったのは「休薬期間アリ」のタイプ。久々に生理を経験し、そしてまた何日か布団から出られませんでした。
やっぱり生理がないのが私にとっては快適に生活できるので、ドイツでも同じタイプの薬を見つけたく、先日は医療通訳の方に同行して頂いて、別の病院で診察を受けました。
やはり専門的な言葉がちゃんとわかる方がいた方が、先生から出てくる情報量も違います。
血栓症や腎臓などへのリスク、そして成分や休薬について説明してもらった上で、新しい薬に出会うことができました。
それからは生理もなく、快適に過ごせています!
この薬で良さそうなので、これからはまた一人で近所の婦人科に行くことで問題なさそうです。
終わりに
もし生理に苦しんでいる方がいれば、住んでる場所関係なく、婦人科を受診してピルの服用を検討してみることをおすすめします。
コストもかかるし、血栓症などのリスクもゼロではないですが、得られるメリットも大きいです。
私は生理が起こらないようにしてしまっていますが、薬を止めれば生理が起こるということもちゃんと判明したので、不安なく飲んでいます。
ドイツでもピルは基本的に保険適用外ですが、相場は日本より安いです。
もしかするとあまり人に知られたくないような、タブーなトピックかもしれないですが、経験談を書いてる方が少なかったので、書いてみました。私は別に恥ずかしいことでもなんでもないと思っています!♡
困っている方のお役に立てたら幸いです!
ではまた!🌸
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