ヨーロッパで日本の味が恋しい時のライフハック

ドイツ暮らし

ヨーロッパにいたとしても、「SUSHI」がスーパーに並んでいたり、ファストフード的な安い中華屋さんもよくあるので、アジアっぽいご飯を食べることは意外と難しくないです。

でも日本にいた時は気軽に食べていたのに、こちらではハードルが高くて、または金額が高くてなかなか手を出せないものがあるのも事実。

というわけで、自分流ですが日本の味が恋しくなった時のためのライフハックをご紹介します。

お出汁は大事

日本にいた時はそこまでありがたみを感じなかったお出汁も、海外に出ればお出汁ラブになること間違いなしです。

なぜなら、日本食レストラン以外の外食やテイクアウトで出汁を味わえることが基本的にないから。

それゆえ、出汁パック・顆粒だし・めんつゆなどはと言っても過言ではありません(過言です)。

ずっとオリーブオイルや塩こしょうの味付けで大丈夫な人はいいですが、そうじゃなければ出汁は必須です。もはや出汁さえあれば大抵の和食はどうにかして作れます。

お米を炭酸水で炊く

こちらではMilchreis(ミルヒライス)だったり、欧州産のお米だったりを、炊飯器やお鍋で炊いている人がほとんどかと思いますが、私はつい最近までどうもお米が上手く炊けませんでした。

お米の種類のせいかと思って日本から少し米を持ってきたり、うちには炊飯器がないのでちょっと良い土鍋にしてみたりしたんですが、炊きたてはまだよくても2日くらい冷蔵庫に入れておいたらもうパサパサで全然美味しくなかったんです。

でも友達の家で食べる炊飯器で炊いたご飯や、日本で食べていたガス火+土鍋で炊くご飯はおいしいから、もはやヨーロッパ特有の電熱コンロ(IHでもガスでもないやつ)のせいだと思ってました。

「炭酸水で炊いたらおいしい」というのはなんとなく知っていて、でもどう美味しくなるのかよく分からなくて試してなかったんですが、ある日中途半端に残ったペットボトルの炭酸水があったのでそれでお米を炊いてみたら、劇的にもっちりしっとりふわふわのお米になったじゃありませんか!!!

それ以来は炭酸水で炊飯しています。シュワシュワのガスがお米に入り込んで、ふっくらしたお米に炊き上がるらしい。浸水させる時も炭酸水でやってそのまま炊飯します。いつもより少し多めにいれるといいみたいです。

大体3合炊く時に500mlのペットボトルの炭酸水を丸々一本分入れてます。炭酸水以外は入れません。

あまりにも違うので、もう普通の水道水(Britaで浄水はしています)で炊くお米には戻れなくなりました。

私はまだ安い炭酸水でしか試したことがないのですが、Volvicがいいらしいので今度やってみます😎

袋麺を活用して「おうちラーメン」

どうしてもラーメンが食べたくなった時は、日本から持ってきたインスタントの袋麺を最大限に活用して、家でラーメンを作ります。

普通に食べるだけだともったいなさすぎるので、チャーシューを作って、ネギを刻んで、味玉を作って、海苔をトッピングするなど、プラス食材でお店のラーメンに近づけるように努力します。

ワンタンを作ってワンタン麺にしてもいいし、豚バラで多めにチャーシューを作ってチャーシュー麺にしてもいいし、野菜炒めを乗っければタンメンにも!

坦々麺の袋麺があれば、肉味噌と白髪ネギと青梗菜をトッピングしたりと、工夫次第でいろんなラーメンに変身します。

とにかくいろんな味の袋麺を持って帰ってきて、「至高の一杯」にするべく頑張ると、大体ラーメン欲は満たされます。

袋麺は色々ありますが、「ラ王」のクオリティが凄すぎるので、日本から持ち帰るのにオススメです。

まぁそれでもやっぱり日本に帰ったらラーメンは食べるんですけどね😇

この日はヘルシーに鶏むねチャーシューでした

おでんを作ってみる

少し前のブログにも書きましたが、「おでん」はかなり和食欲が満たされます。

材料をあれこれ揃えるのは難しいかもしれませんが、大根・じゃがいも・たまご・ウインナーさえあれば立派なおでんに。

おでんのつゆは出汁と醤油とみりんがあればできます。

あったかーいものが食べたくなったら、ぜひやってみてください。

粉物ごはんのトッピング

意外と重宝しているのが、粉物のトッピング一式。

具体的に言うと、お好み焼きやたこ焼きの時に使う、削り節とか、ソースとか、青海苔とか、です。

なくても生活できるし、なくてもお好み焼きはできるんですが、個人的にはあった方が満たされます(笑)。結局トッピングがないお好み焼きは、ただのキャベツ焼きなのです…😭

たこ焼き器を持ってる方は、これらのトッピングはマストですね。

ちなみに紅生姜はなくても大丈夫。普通の生姜を刻んでいれるだけで紅生姜風味になります。

削り節は小包装のものが使いやすいです。

生卵は割と食べられる

日本では卵の生食は普通ですが、こちらではポピュラーではないため卵の加熱は必須です。

ただ、殻を殺菌せずに売ってるだけなので、新鮮な卵で且つ殻をしっかり殺菌すれば、「生卵」として食べられます。

殺菌の目安は、沸騰したお湯の中に10秒。

殻にゴミがついていることが多いので流水で洗ってからおたまに卵をのせて、沸騰したお湯に10秒間くぐらせます。

繰り返しになりますが、基本的に生食を想定して販売されていないので、何か体調に異変があっても完全に自己責任。でも今のところは大丈夫です。ポイントは新鮮な卵を使うことです!できればビオ!

大晦日にすき焼きをした時も生卵食べました😎

キムチは万能

日本の味と言えるのか少し疑問ではありますが、「キムチ」も恋しさを紛らわすのに一役買ってくれます。

キムチがあれば、キムチチャーハン・ビビンバ・キムチ鍋・豚キムチなど可能性は無限大。

自家製でキムチを漬ける人もいるし、私は近所の韓国料理レストランで直接買っています。

終わりに

これだけあれば、大体満たされます。

郷に入れば郷に従えですが、今までの食文化とあまりにも違うのもちょっとストレスですよね。

いい塩梅で、現地の食文化も楽しみつつ、お米やお出汁でほっとするのも大事かと思います。

自分流ライフハックですが、皆様のお役に立ちますように!

ではまた!🍚

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