先日、ドイツから一時帰国しました!
前編では陰性証明書とフライトの様子を書きたいと思います。
今回帰国してみて分かったことは、入国にもっとも大事な書類は陰性証明書。他は無くてもどうにかなります。
陰性証明書の内容が認められず、搭乗拒否になっている方がかなりいる模様。😱
記載に不備がないか細心の注意を払う必要があります。
また私が住んでる場所の最寄り空港はハンブルクで、日本への直行便がないので乗り換えが必要です。
「今は他国経由すると書類が増えたり、搭乗拒否になった時に大変」と聞いたので、同国経由で帰ってきました。
6/1 ハンブルク発→フランクフルト乗り換え→6/2 羽田空港着という日程。
入国に関してまだ情報集めをしていない方は、まずは厚生労働省の水際対策のページで入国に必要なものを確認してみてください!
厚生労働省の水際対策ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
ドイツは現在「変異株流行国」に指定されているため、ドイツから帰国する場合は最初の3日間は検疫所指定の宿泊施設で隔離となります。(2021/6/2現在)
PCR検査の陰性証明書
入国拒否(搭乗拒否)に遭わないためにしっかり準備しなければいけない陰性証明書。
これは日本政府が指定した検体と検査方法、そして出国前72時間以内のものでないと認められません。
そのためには、政府指定のフォーマットを利用するのが確実です。複数言語で用意されています。
所定フォーマット
https://www.mhlw.go.jp/content/000769988.pdf
私は、自分が住んでいる地域を管轄している在ハンブルク日本国総領事館のHPから政府指定のフォーマットに記入してくれる検査場を選びました。
在ハンブルク日本国総領事館 新型コロナウイルス特設ページ
https://www.hamburg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00022.html
検査を受けたところは、ハンブルクのCovidZentrum.de。
CovidZentrum (複数都市にあり)
https://covidzentrum.de/
念のため事前にメールでこのフォーマットに記入してもらえるか確認しました。ただ日本に飛ぶためにここで検査している人も多いみたいで、スタッフの方も慣れている様子でした。
今後変更もあるかもしれないので、ご自身でもメールで問い合わせると確実かと思います。

所要時間
検査は予約して事前決済、フォーマットへの記入は予約なしで行きました。どちらも滞在時間は3分ほどです。
現在この検査場で用意されてるPCR検査のプランは2種類。
・❶次の日に結果が出るプラン(79.90€)
・❷当日結果が出るプラン(99.90€)
です。
私は安い方のプラン❶を選びました。当日中に結果が出るプランにしたとしても、検査結果判明までにどのくらい時間がかかるかわからないので、フライトギリギリよりは早めに受けておいた方がいいと多います。
結局私は検査を受けた翌日の夜中に結果のメールが届きました。
検査について
検査場について受付をすると、自分用の検査キットが渡されるので、それを持って検査ルームに進みます。
日本入国の決まりでは、検体は混合させてはいけないので、唾液もしくは鼻咽頭のどちらかのみしか有効ではありません。
しかし!検査ルームのお兄さんは、鼻と喉、両方から採取すると言ったので、「鼻のみにしてください!!」とお願いして、無事終了。危なかった。
日本入国に有効ではない検査方法を行っているところがたくさんあるので、自分で正確な情報を把握している必要があります。ここが一番難しいところ。
厚生労働省のページを隅々まで確認して、頭に叩き込んでください😭

フォーマットへの記入
検査場までは家から1時間半ほどかかるので、メールで記入してもらえないか聞いたのですが、スタンプを押すには直接持参してくださいとのことでした。
メールで届いた検査場が発行した検査結果のPDFと、日本のフォーマット(名前など個人情報を自分で記入)をどちらも印刷して持って行ったら、すぐに書いてくれました。
気をつけるべきは、発行日も記入されているかと、検体のチェックは一ヶ所かどうか、そしてスタンプがちゃんと押してあるかどうかです。
検査を受けてからフライトまで
- 5/29 16:00 ハンブルクでPCR検査を受ける
- 5/30 21:30 結果判明のメールが届く
- 5/31 フォーマットに記入してもらうために再度ハンブルクに行く
- 6/1 11:00 ハンブルク空港出発
みて分かる通り、検査からフォーマットに記入まで時間がかかります。フライトギリギリになって慌てることがないように、フライト前は予定もフレキシブルにしておく必要があるなと感じました。
空港での陰性証明書の提示
ハンブルク空港からフランクフルト空港へは国内線になりますが、日本まで行くということでチェックインカウンターで陰性証明書を提示しました。
現在セルフチェックイン機が休止されており、荷物を預けるには全員カウンターに並ばなければいけなかったので、結構時間がかかりました。
乗り継ぎのフランクフルト空港では、搭乗口で再度陰性証明の提示。私はフォーマットで書いてもらったのですぐにチェックが終わりましたが、検査場発行のものを持っている人もいて、そういう方はチェックに時間を要していました。
私が乗った便では見かけませんでしたが、先述のように証明書の不備で搭乗拒否に遭っている方もいるみたいなので、検査証明書は本当に重要です。
正直、フランクフルトで本当に飛行機に乗れるかかなりビビってました😇乗れてよかった…
その他準備
飛行機に乗るまでに、アプリのインストールと、質問表の記入は済ませておいた方が良さそうです。
アプリは3種類、質問表はウェブ上で個人情報などの質問に答えてQRコードにしておくものです。
どちらも羽田に着いてからでもできますが、先にやっておくと羽田で待ち受ける関門をスムーズに突破することができます。
どちらも厚生労働省のページから確認することができます。
フライト
ハンブルク-フランクフルト
フランクフルトまでの国内線はほぼ満席でした。
密集を避けるために前から順番に降ろされたので、到着してから降りるまで少し時間がかかりました。満席だから結局1時間密集してたけどね..😇
フランクフルトは大きな空港なので結構歩きますが、それでも今は国際線ターミナルに向かう人は少ないのでコントロールで並ぶこともないし、15分ほどで乗り換え口まで行けました。残念ながらお店はほとんど閉まっています。
フランクフルト-羽田
東京までは11時間のフライト!
Lufthansaの公式ページから予約しましたが、コードシェア便ということで、フランクフルト-羽田はANAの機体。CAさんも日本人の方しかいなかったです。
国際線機内はやはり人が少なく、三席独占も全く問題ありません。ちゃんと横になって眠れます。私の席は前の列には誰もいなかったので、机の出し入れに気を遣うこともないし、座席を倒されることもなくストレスフリーでした!快適そのもの!
国際線内の食事や飲み物の提供は以前と変わりませんでした。空いているので配膳も早く、好きなものもちゃんと選べて温かいので最高です。トイレ待ちする必要もありません。
機内で誓約書、健康カード、アプリのインストールについての用紙を配られて、これらを到着までに記入しておきます。
乗客は、見渡す限りだと日本人と外国人が半分ずつくらい。羽田でトランジットする方もいたので、全員が日本入国するわけじゃないですが、外国人も多いなぁという印象でした。

参考ページ
今回の帰国に際し、参照したページはこちらです。
厚生労働省 水際対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
外務省 水際対策
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html
在ハンブルク日本国総領事館 新型コロナウイルス感染症特設ページ
https://www.hamburg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00022.html
入国からホテルまで!
羽田に着いてからのことは、後編に続きます!
コメント
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